噛み合わせ治療なら、愛知県瀬戸市の歯医者大竹デンタルクリニック


	〒489-0927　愛知県瀬戸市川北町1-27 TEL:0561(85)0555


良く噛むこととはどのようなことでしょう？お母様たちはお子さんに、よく噛め、よく噛めといわれますが、よく噛むことがどのように重要でしょうか。それはもちろん第1に食物を噛み砕くことで、胃での消化をしやすい形にします。第2 に唾液の分泌です。噛むという動作で唾液の分泌が活発になり、唾液の持つ消化酵素（アミラーゼ、マルターゼ、リパーゼ）で消化を助けます。また細菌の抑制効果のあるリゾチームなども含んでいます。中でもペルオキシターゼという酵素はがんを予防する効果が知られています。もちろん口臭予防には1番効果があります。第3に脳への刺激です。噛むときには咀嚼筋などの多くの筋肉を総動員しますが、その適度な刺激が脳への血流をよくしてお子さんの脳の発達や、お年寄りの認知症の予防などにも役立ちます。またよく噛むことで、満腹中枢を刺激して、食べ過ぎを防ぎ、ダイエット効果にもなります。このようによく噛むことは良いことばかりですが、最近は当院でも次のような方が受診されます。頭痛や肩こり、腰痛、目まいなどの不快な症状がなかなか治らず、病院で診てもらっても原因不明と言われ、最後に歯科に来院されます。このような方は噛み合わせが原因で症状が起きていることがあります。
噛み合わせが悪いと、脳に伝わり、脳は顎を動かす筋肉に噛み合わせをずらせと指示を出します。すると顎がずれてしまい、顎の筋肉はもちろん、首や頭、肩の筋肉まで疲労を起こします。その疲れた筋肉をカバーしようと首が傾き、肩が上がり、背骨も湾曲してきます。次第に不自然な状態、姿勢が身体全体に及び、様々な症状が現れます。鎮痛剤や睡眠薬などの対症療法を行っても、原因が噛み合わせにあるとしたら症状は決して完治しません。



	噛み合わせが悪いといっても、大きく狂っているわけではなく数ミクロンの狂いが、大きく全身症状となって現れます。そこで片面にインキのついたプラスチックフィルム製の非常に薄い（12μ）咬合紙を噛んでいただき、歯に噛み合わせをマーキングすることにより、噛み合わせの状態を調べ、全体のバランスを、時間をかけて精密に調整していきます。もちろん顎の状態のわるい方には、顎関節症の治療もあわせて行います。噛み合わせ治療を行うには、当然虫歯や歯周病の治療も必要になってきます。また歯が1本でも欠けていたり、合わない詰め物、かぶせ物なども治していかなければなりません。また歯だけではなく周囲の筋肉や顎の骨も、年齢とともに変化していくので定期的なチェックも必要となってきます。

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